妻がクロスバイクを買おうとしている 2
夫婦でサイクリングをしているうちに、妻が自転車を買い増ししようと思い始めた、というのが前回までのお話。
RITEWAYのクロスバイクがカッコいいので、早速市内にある取扱店に実車を見に行くことにした。
そこは小さな店で、驚くことに取扱車種は、BianchiとRITEWAYしか(ほとんど)置いていなかった。
Bianchiは人気があるから分かるけど、もうひとつにRITEWAYを選ぶチョイスはちょっと凄い。
さて、実車を見せてもらうと、やはりSTYLESの可愛さが目を引いた。
クロモリフレームはやはりシュッとしていていかにもスタイリッシュだ。
とはいえ、一方のシェファードシティもそんなに悪くない。
フレームが少しサドル側に向けて下がっているので、小柄な妻でもなんとかまたぐことができた。
個人的には700Cのシティよりも、24インチのキッズに乗ったほうが良さげな気がしたけど、最悪細いタイヤに履き替えれば大丈夫だろう。多分。
見た目STYLES、実用性シティという勝負になってきたけども、これが難しいのは、STYLESの1×8速がどのくらい坂道に強いのかわからないというところ。
家の周りはアップダウンが結構多いので、ブロンプトンだと登るのに厳しい坂を楽々と越えられる自転車でなければならないのだ。
シェファードシティの3×8速なら余裕で越えられると思うけど、見た目で優れているスタイルズでも大丈夫かどうかは、買ってみなければわからない。
見た目に賭けるか実用性を取るか、かなり悩ましい。
SONOMA ADVENTUREの在庫があった!
そんなこんなで妻が自転車を選んでいるのを脇で見ていたのだけど、ふと見ると、ずっと前から気になっていたSONOMAの実物があるじゃないですか!!!
いやー、まさか地元で実物を拝めるとは思っていなかった。嬉しい嬉しい。
だけど、うーん、どうだろう。
実車を見ていると、なんだか野暮ったくボテッとして見えてきた。
シルバーがつや消しなのが重く見えるのか、タイヤのサイドの茶色がダサいのか。
(トップチューブに止まっている謎の鳥のことは見なかったことにする)
おなじグラベルロードだったら、GIANTのGRAVIE DISKの方がだいぶシュッとしてカッコいい。
2020 GIANT Bicycles | GRAVIER DISC
しかもこっちのほうが安くて軽いんだから言うことないんだよなあ。
自分がクロスバイクを買うなら、やっぱりこっちかな ←謎
別の店にも行ってみた
自分の悩みはひとつ解決(SONOMAは買わない)したものの、妻の方はどちらにするのか決めかねていた。
そこで、どうせだったらもう一箇所違う店にも行ってみようということになった。
そこで見つけたのが、天下のブリジストンが出しているマークローザ。
これも結構かわいいし、26インチでもまたぎやすいし、しかも46,800円と激安。
しかしその分15.9kgとびっくりするほど重いので、アップダウンには相当弱い気がする。
自転車は、金を出して軽さを買うものだというエピソードがよく分かった。
にしても、シェファードシティが10.9kgで57,800円であることを考えると、RITEWAYは相当コスパがいい。
単純に金額だけに目を奪われてしまうと見誤ってしまうな。
というわけでブリジストンは論外として、スタイルズにするのかシェファードシティにするのか、結論が出ないまま家路につくことになった。
悩ましい、けれど、悩んでいる時間が一番楽しい、とも言えるので、まだしばらく考え続けるのだろう。